皆さんこんにちは、地域おこし協力隊の能城智園です。
前回の「宮城大学生密着レポート②【白石へ取材訪問「株式会社TBM」】」に引き続き、白石で取材する宮城大学生の様子をレポートしたいと思います。
▼前回の記事はコチラ!
「宮城大学生密着レポート②【白石へ取材訪問「株式会社TBM」】」
今回取材でお伺いしたのは、「L’atelier de FUKU29(アトリエ ド フク)」です。
ここは、白石城の外堀にあたる沢端川沿いにあるフレンチレストラン。
古い古民家を利用した飲食店で、シェフ兼オーナーの淺野(あさの)さんとご両親で運営しています。
まずはお店のコース料理をいただきました。ランチコースでは、メインディッシュを魚料理と肉料理から選べます。
本日のメニューは、こだわりの野菜をふんだんに使ったサラダ。きのこのポタージュスープ。メインディッシュは魚料理「魚介と彩り野菜のスープ仕立て」もしくは、肉料理「国産鶏の赤ワイン煮込み温野菜添え」。この日は、肉料理を選びました。
最後はラフランスのシャーベットが上に乗ったチョコレートケーキ。
サラダには無農薬の種から作った「食べられる花」を使用していて、味はもちろん見た目も華やかな一品でした。また、スープはムース状になっており、滑らかなくちどけと鼻に抜けるきのこの香りが相まって、何倍でも飲み干したくなるスープでした。お肉料理は箸をそっと添えるだけでほぐれていく肉の柔らかさと、口に入れたときに感じる赤ワインで煮込んだ味の奥深さが虜になる料理でした。
今まで食べたことのない触感や味、香りに驚きと食の魅力を改めて感じることができる料理の数々。食材は地場の食材をふんだんに使っていて、シェフのこだわりを食を通じて感じました。
学生達は記事用に写真を何枚もパシャリパシャリと撮っていました。
フレンチレストランというとフォークとナイフでいただくイメージでしたが、L’atelier de FUKU29では「かしこまらずに食事を楽しんでほしい」というシェフの想いから、箸もセットされていました。
料理を堪能した後は淺野さんにお話を伺いました。
白石生まれの淺野さんは白石に帰ってきたときに地元を愛おしく感じたと話してくださいました。ここでレストランをやることの意味、人との繋がりの大切さ、お店を応援してくださるお客さん達など、当時のお店の写真を見させていただきながら、詳しく丁寧に話してくださいました。
学生達は淺野さんのヒストリーやエピソードを深堀する形でインタビューをすすめていきました。
料理をいだいきながら、ふと、「ふぅっ」と息をつくとお店の中でゆっくりと時間が過ぎていくのを感じました。とても心地の良い空間で、暖かみがある落ち着く場所でした。
その場所で淺野さんのお話を伺うとその時の情景が思い描かれ、直接感情に語りかけてくるようでした。
時間はあっという間に過ぎていきました。
取材を終えた学生達に手ごたえを聞いてみると「お話を伺った後、次の質問へ移るタイミングがわからなかった。」と、取材の難しさや初めてお会いする方と話をする緊張感といったものを経験したみたいです。
それでも最後まで楽しく、取材をしていた印象を受けました。
どんな記事を投稿するのか楽しみです!
次回は山田裕一市長への取材の様子をレポートしたいと思います。お楽しみに!!
学生の取材記事は下記のサイトにアップされます。
▼訪東北メディア「tohoku365古民家×フレンチ!宮城・白石の『L’atelier de FUKU29』に宮城大学生が取材してきました。」