山田乳業 株式会社
明治17年創業の老舗乳製品メーカー

「フロム蔵王」で有名な山田乳業株式会社は明治17年に創業され、昭和38年に現在の会社組織となりました。
創業当時は、飼っている牛から絞った牛乳を近所の方へ売るという牛乳搾取販売業、いわゆる酪農家からスタートされたそうです。
現在は蔵王山麓を中心とした宮城県南部の酪農地域で生産される新鮮で良質な生乳や乳製品を使い、添加物は極力使用せず、「おいしさ自然主義」のキャッチフレーズのもと牛乳やヨーグルト、アイスクリームや学校給食用の製品を製造販売しています。
白石の良さを発掘

山田乳業から発売されている製品の企画や基本的なレシピは全て常務取締役の山田光彦さんが考え、品質管理室の担当者と何度も試作品を作りながら試行錯誤し商品化しているそうです。
また、作業を安全に遂行する為に、全従業員を集め月に1度「安全衛生」や「衛生管理」について話し合う場を設け、社外でも定期的にレクリエーションを開催し積極的に従業員の方々とコミュニケーションを取っています。
山田さんは、進学と就職の為白石を離れた時期もありましたが、白石へUターンした際に街中を流れる水のきれいさや、人の温かさなど、あらためて白石の良さを実感されたそうです。
白石については、住んでいるからこそ気付く「白石の良いところ」をもっと見つけ、どんどんアピールしていきたいと話されていました。
新製法の溶けにくいアイスクリーム

「フロム蔵王Hybridスーパーマルチアイス」は通販サイト部門別で何度も1位を獲得、そしてふるさと納税でも大人気の商品です。
アイスのままでも、溶かしてムースとしても食べられるので2通りの楽しみ方ができる特徴を持った不思議なアイスクリームです。
改良に改良を重ね、月日をかけ溶けても液状にならない新製法を生み出し、「フロム蔵王Hybridスーパーマルチアイス」が誕生しました!
また、もっちりとなめらかな独特の食感が人気の「フロム蔵王 極(KIWAMI)ヨーグルト」は、選りすぐりの乳酸菌を配合し低温長時間発酵させその食感を実現しているそうです。パッケージも特徴的で、アルミパウチに金色の蝋印を用いた容器は、ついつい手に取ってみたくなる高級感のあるデザインとなっています。
そのほかにも定番の牛乳や飲むヨーグルト、そして様々なフレーバーが楽しめる自然でソフトな舌触りのヨーグルトも長年愛されている根強い人気商品となっています。
地域への恩返し
