皆さんこんにちは、地域おこし協力隊の能城智園です。
前回の「宮城大学コミュニティプランナー実践論へ参加」に引き続き、今回は白石に取材に訪れた宮城大学の学生達の様子をレポートしたいと思います。

▼前回の記事はコチラ!
宮城大学生密着レポート①【宮城大学コミュニティプランナー実践論へ参加】

今回の取材先は「株式会社TBM」です。ここに訪れることはもちろん、白石班の中には白石に来ることが初めてというメンバーもいました。感想を聞いてみると「白石市の名前は知っていたけど白石城のイメージが強く、こんなに自然が広がっているとは思わなかった。」「地元の田舎に似ている。」と自然の豊かさに心を躍らせていました。

 

こちらの会社は東京に本社があり、その工場が白石にあります。
「LIMEX」という石灰石と樹脂を主原に作られる素材は、水も木も使わず、紙やプラスチックの代わりとなる日本初の技術として、今世界から注目を集めています。

今回は工場長の佐久間さんはじめ、従業員の小坂さんと菊池さんからお話を伺いました。

 

初めに、工場長の佐久間さんから会社の紹介をしていただきました。その流れでLIMEXの原料となる「石(石灰石)」からどのような「製品」が出来上がるか、実際に商品を見せていただきながら、お話していただきました。メモを取る姿や、スクリーンを見ている姿はまさに真剣。時おり佐久間さんのコメントに笑顔になる場面もありました(笑)

 

日用品や飲食店のメニュー表などに「LIMEX」の技術が使われていることがわかりました。
その後、工場見学をさせていただきましたが、工場内には企業秘密があるため、写真撮影はできませんでした。

ここでは石灰石等の原料から「LIMEXシート」を生成する機械を見させていただきながらお話を伺いました。
ゴウゴウと大きな音がする工場の中を学生たちは被り慣れないヘルメットがずり落ちてこないように抑えながら、佐久間さんの話に大きくうなずいていました。

 

取材を終えた学生達に話を聞いてみると、「考えてきた質問もちゃんと聞けました。一つの質問に5つの答えを返していただけたので取材内容が濃くなりました。」と取材のやりがいを感じていたり、「取材内容をケータイにではなく、紙に起こしてくればもっとスムーズにできた」と反省した様子もありました。
そんな二人ですが、取材中は終始笑顔があり、緊張していた中でも、とても楽し気にしていた様子が印象的でした。

次回は古民家レストラン「L’atelier de FUKU29(アトリエ ド フク)」の取材の様子をレポートしたいと思います。お楽しみに!!

学生の取材記事は下記のサイトにアップされます。
▼訪東北メディア「tohoku365今最先端の新素材!宮城・白石の『TBM』に宮城大学生が取材してきました。