【学生ライター】10体の石像が並ぶ「片倉家廟所」
伝統と歴史
「片倉家廟所」は、仙台藩の重臣、白石城主『片倉小十郎』のお墓で、初代景綱から十代宗景までが10体の石像のもとに葬られています。
杉の老木に囲まれ10体の石像が並ぶ荘厳なる雰囲気は、一見の価値ありです!
愛宕山の麓へ
「片倉家廟所」は、白石市街地から西へ約3km、車で10分程度の愛宕山の麓にあります。
大きな看板が出ているので、指示に従って進めば迷うことはありません。
「片倉家廟所」の入り口には大きな駐車場があるので、そこに車を停め、奥にある森の中へ続く階段を登ります。
片倉家廟所を目指して
階段を登りきると、一気に視界がひらけ一般の方のお墓が並んでいます。
(階段や舗装されていない箇所もあるので、スニーカーをお勧めします。)
明らかに空気が変わる瞬間
指示通りに進んでいると、杉の老木に囲まれた石像が見えてきます。
あった!とホッとした瞬間、明らかに空気が変わるのを体感しました。
にじんでいた汗は一気に冷め、背筋がピンと伸ばされるような感覚です。
パワースポットにある「聖域に入った」感じがここにもありました!
10体の石造阿弥陀如来坐像
気持ちを落ち着かせ、入り口を頭を下げるようにくぐり抜けると、10体の石造阿弥陀如来坐像が並んでいます。
独特の空気感と、杉林からの木漏れ日、歴史を感じさせるコケが相まって、今までに見たことのないような景色です!
初代景綱から十代宗景までが10体の石像のもとに葬られており、その全てが少しずつ違う表情をしていました。
1体1体顔を見て、手を合わせ、10体全て終わる頃には、さっきまでの張り詰めた冷たい空気がなくなっていて、また汗が滲んでいました。
バスの場合は「七ヶ宿線滝の下」で下車