白石市長に密着!宮城大学生が白石の良いところをお聞きしてきました。
しろいし×ヒト
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今回、大学の授業(コ三ュニティープランナー実践論)の一環で「移住と定住」をテーマに、宮城県白石市山田市長へインタビューを行ってきました。
学生の私たちにも優しくわかりやすくお話してくださり、白石市がとても身近に感じることができました。
白石市について
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白石市は宮城県の南部に位置しており、東北本線と新幹線の駅、国道4号線や高速道路ICなど仙台からのアクセスがとてもいいエリアです。
(仙台から新幹線で15分、車で30分程度)
人口は約3万4千人で、特産品として白石うーめんや弥治郎こけしなどがあります。
また、白石城やその周辺の武家屋敷は観光地として有名で、春と秋の祭りには外国人をはじめとした多くの観光客でにぎわっています
山田市長について
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白石市長の山田裕一さんは地元白石の出身で、元々は教師になりたいという夢がありましたが、白石市の方が暮らしやすく、白石をより盛り上げるために平成28年に市長になりました。
日々白石市を良くするため活動する山田市長ですが、ほとんど無いという貴重な休日にはは本を読んだり映画を見たり、自分の趣味を楽しんでいらっしゃるそうです。
白石市では、移住者・定住者を増やすために「定住者補助金」や子供を育てやすい環境づくりを目指して「子育て応援住宅」などの制度を行なっているそうです。
また、移住定住希望者をサポートするために、移住交流サポートセンター109-one(トークワン)やお試し住宅を設置しています。
お試し住宅は、白石で実際に生活疑似体験をしてもらうことで、白石での暮らしや風土、特産を堪能してもらうための施設で、無料で利用することができます。
しろいしSunPark
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白石ICから車で5分の場所にある、農商工連携を核とした賑わい交流拠点がしろいしSunParkです。
小学生までの子どもを対象にした「こじゅうろうキッズランド」、白石産の食材を用いた商品の製造を行なっている「みのりFactory」、白石の特産品を販売している「おもしろいし市場」が併設されています。
また、地元食材を使った料理を提供する「みのりKitchen」、商品のラベル開発を行なう「みのりLabo」も今春完成予定となっています。
移住交流サポートセンター109-one
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移住交流サポートセンター109-one(トークワン)では、移住希望者のサポートだけでなく、コワーキングスペースとしてのスペースの提供や、地域住民と一緒にイベントを開催したりなど、白石の輪の中心になっている場所です。
また、地域おこし協力隊でもあるスタッフが地元高校(白石高校、白石工業高校)の生徒と一緒に白石城で音楽フェス「白石大合戦」を行うなど、とても魅力的な活動もしています。
壽丸屋敷
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壽丸屋敷は、明治中期に建てられた豪商の町屋建築で、季節に合わせたいろいろな企画展を行なっている場所です。
先日まで開催されていた岩井俊二監督の白石を舞台にした映画「ラストレター展」には多くのファンが訪れたそうです。
また、施設内には白石の伝統工芸「白石和紙」の保存会である蔵富人(くらふと)の展示スペースもあります。
こうぞ(和紙の原料)の栽培から紙漉き、和紙の販売まですべて行なっており、山田市長も白石和紙で作られた名刺入れを5年以上愛用しているほど。
ポーツマス条約でも白石和紙が使われ、平和の象徴と言われているそうです。
市内にある小原中学校では、2年生の授業でこうぞの栽培から収穫、和紙の紙漉き体験を行い、その紙で卒業証書を作るそうです。
地元の歴史・文化に触れながら、記念にも記憶にも残る素敵な経験をしているなと感じました。
まとめ
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