皆さんこんにちは、地域おこし協力隊の能城智園です。
去年11月から12月にかけて、宮城大学が行っている「コ三ュニティープランナー実践論」という授業に参加させていただきました!

この授業は、机の上だけのものではなく、実際にその土地を訪れ、自分の目で見て、聞いて、体験することで、地域が抱える課題の解決方法を探っていく実践型の学びとなっています。

宮城大学の学生が白石を訪れるのは今年で2年目、白石の取材を通して地域の人と関わり、興味を持ってくれることで、関係人口となっていただけるよう、私能城も陰ながらお手伝いをしたいと考えました。(※関係人口とは、地域外から来た人が地元の人と接しながら、多様な関わりを築いていくこと)

トークワンは移住定住の拠点施設として、「関係人口の拡大」「移住定住の促進」を目指して活動しています。移住定住を検討している方々に白石の魅力をもっと伝えられるように、今回の授業を通して私自身も学生達の新しい発想や大学が持っている知識を吸収できるように頑張ります!

今回は事業構想学部4人が白石班のメンバーとして参加してくれました。なぜ白石を実習先に選んだのか聞いてみると…「他の班の課題が研究発表・成果を実習先の市町村にプレゼン提出するのに対して、白石市の課題が“情報発信”と差別化されていたので、興味があり立候補した。」と好奇心旺盛な意見や、「白石班のメンバーが少なかったので、自分の役割が濃くなり勉強になると思い立候補した。」と意欲的な意見もあり、熱意のある学生が白石を選んでくれたことをとても嬉しく思いました!

白石での取材場所は3か所、分担してそれぞれ責任を持って担当します。
訪問にあたってインタビューする内容を考えるのですが、これが難しい。最終的に「移住定住」にテーマを絞って、こういう答えが返ってきたら次はどんな質問をするか、展開まで考えて質問する項目を選んでいきます。

難しいながらもメンバーが協力し、何枚も付箋に書きながらインタビュー内容を考えている学生達の姿を見て、白石に対して一生懸命に取り組んでくれていると感じ、嬉しく思いました。

今後、学内での中間発表、現地での取材、最後は市役所の若手職員を集めた最終発表という流れで頑張ってもらいます!

中間発表当日、事前に調べた白石の情報、取材先と方針、webでの情報発信について教授や他の学生が集まる中で自信をもって堂々と報告する姿を見て、3月の学生のやり遂げた顔を想像しながら、これからの白石班の活躍が楽しみになってきました!

次回は、革新的新素材LIMEXを製造する「株式会社TBM」と古民家レストラン
「L’atelier de FUKU29(アトリエ ド フク)」の取材風景をレポートします。お楽しみに!

学生の取材記事は3月上旬頃までに下記のサイトにアップされます。
▼訪東北メディア「tohoku365