しかし、L’atelier de FUKU29では、“肩肘張らずに気軽に入れるお店”をコンセプトにしており、とても暖かい空間でした。
箸が初めからついていたり、お肉料理を小さく切って提供したりすることで、“まるでおばあちゃんの家でご飯を食べているようなリラックスした感覚”になって欲しいと話してくれました。
食材へのこだわり
L’atelier de FUKU29では、福島の農家の方が作った野菜を使うことが多いそうです。
道の駅で食材を選んでいるときにある生産者さんに出会い、そこから繋がりが広がり、現在では多くの生産者さん方から「顔の見える食材」を入手し、愛情を込めた料理を提供しています。
L’atelier de FUKU29では、食材に食用花を用いることがあります。
食用花は育てるのがとても難しい一方、使うところが限られるといった理由から、一般にはなかなか流通していません。
そのような食材を淺野さんが使うことで、作る側も使う側も幸せになり、とても良い関係が築けているそうです。
「古民家」×「フレンチ」という、なかなかイメージの繋がらない2つですが、L’atelier de FUKU29はとても暖かい雰囲気で、どんな年代の人でも楽しめるような素敵でとっても美味しい料理店でした。
人と人とのつながりを大切にしている淺野さんだからこそつくりだせるこの空間を、皆さんもぜひこの空間を体感してみてください!